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歴史が古いといわれるクロテッドクリームだが、スコーンにつけて食べる習慣は比較的新しい。カジュアルなティースタイルとして知られているが、現地の方たちは、このお茶の時間をとても大切にしているのだと教わった。イースターやクリスマスなど、家族や特別なお客様が集まる時期に、1~2時間ほど時間をかけてゆっくり味わうものだという。
小嶋さんは、本場ならではの習慣にも深く分け入りたいと、サマセット・デボン・コーンウォルの3州にある、英国ティーカウンシル発行のガイドに掲載されている店の中から、評価の高いティープレイスを訪ねた。その数、14件。
ティープレイスで出されるスコーンのレシピの多くは、いわゆる「ママのレシピ」。
「昔からウチはこの作り方」というレシピを脈々と受け継いでいる店が多かった。
また、スコーンに添えるジャムは、苺、あるいはラズベリージャムが一般的、まれに杏ジャムも。ただ、ブルーベリージャムにはお目にかかれなかったという。
「マーマレードをつけないの?」と尋ねたら、
「あれは朝食のトーストにつけるものだから」という答え。
ジャムとマーマレードは厳密に区別されているようだ。
気になる紅茶のリストはというと、アッサム、ダージリン、アールグレー、キームン、ラプサン、そして緑茶に、ミントやルイボス、カモミール、ベリーなどのハーブティーがメニューに並んでいたそうだ。紅茶には必ずといってよいほど、ミルクが添えられていた。味わいは、日本とは水質が異なるために、ミルクティーといえども、さっぱりとした印象。好まれて飲まれているのも、ミルクティーにマッチする茶葉が多いように感じたそうだ。
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